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配当落ち調整金で損はしない。売買損益と配当の損益通算をすれば

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一般信用クロスにおける配当落ち調整金

先日、「パーク24を5000株カブコムで一般クロスした場合、配当落ち調整金の支払いが大きくなり、優待分が吹き飛ぶのでは」というコメントを頂きました。重要なポイントですので、エントリーにしました。

結論から言うと、配当金の証券会社受領(株式数比例配分方式)&特定口座(源泉徴収あり)にしているか、確定申告して売買損益と配当を損益通算したら、配当落調整金のマイナスの分は戻ってくると思います。


譲渡所得等の金額=譲渡の対価の額-取得費および譲渡に要した費用の額等

上場株式の譲渡益・配当金等の所得に対して、所得税・住民税が発生します。今年は合計10%です。現時点では、来年は10.147%、2013年~2036年は20.315%の予定です。

税金が発生する「譲渡所得等の金額」は、「譲渡の対価の額」マイナス「取得費および譲渡に要した費用の額等」で計算します。

この「取得費および譲渡に要した費用の額等」には、「配当落ち調整金」も含まれます。したがって、その分、譲渡損益がマイナスになります。


具体例

例えば、配当が合計10万円で税金1万円を源泉徴収され、配当落ち調整金が10万円のケースを想定します。

この場合、配当の手取りが9万円、配当落ち調整金が10万円となり、一見すると1万円損しているように見えます。

しかし、前述の方法で損益通算したら、配当の収入10万円マイナス配当落ち調整金10万円で所得はゼロになるため、源泉徴収された配当の税金は翌年に戻ってきます。


まとめ

特定口座(源泉徴収あり)の口座で、配当金を証券会社の口座で受け取る「株式数比例配分方式」にした場合は、売買損失(配当落ち調整金含む)と配当が自動的に損益通算され、配当にかかる税金は戻ってきます。もしくは、確定申告すればOKです。

厳密に言うと、配当落調整金を支払う時期と、源泉徴収された税金が戻ってくる時期にギャップがあるため、時間的損失はありますが、金額的には損はしないと思います

「配当金の証券会社受領(株式数比例配分方式)&特定口座(源泉徴収あり)」の場合は、優待クロス以外の株式取引で利益がある場合でも、配当落調整金は「取得費および譲渡に要した費用の額」になるので、配当落調整金のマイナスの分は、税金が還付されます。

例えば、それまでの利益が100万円で配当調整金10万だと、利益が90万円(手元72万、税18万)になります。配当は10万(手元8万、税2万)で、トータルは利益100万(手元80万、税20万)になります。

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    コメント

    No title

    大変参考になりました。ありがとうございました^^

    Re: No title

    ご参考になってよかったです!(^^)

    No title

    その見解は、半分ただしく半分間違っています。
    確定申告での配当収入は、株の売買損益と通算されます。
    したがって、配当源泉徴収の還付が受けられるのは、(配当収入+株の売買損益)がマイナスの場合です。
    プラスの場合は還付は受けられません。

    Re: No title

    それは当然です。一般信用取引でクロスを行うカブドットコム証券や松井証券ではその他の取引は行わないのが普通だと思っていました。それが当たり前の前提で、このエントリーはアップしていました。

    No title

    >それが当たり前の前提・・
    あははは
    後出しで、こんな前提言われても・・
    少なくとも、俺はそんなことしてません。
    上総助さんもカブコムで信用手数料ただになる程、通常取引して、カブコムの一般信用使って優待取りもやってるし
    http://kazusanosuke.enjyuku-blog.com/

    Re: No title

    売買損失と配当が損益通算と書いているので、一般信用以外の取引で利益を出した場合は、損益通算できないのは自明の理だと思いましたが、その旨書いた方がよりわかりやすいですね。追記しておきます。

    特定口座の場合は?

    記事の損益通算がよくわからないので質問させてください。
    「配当金の証券会社受領(株式数比例配分方式)&特定口座(源泉徴収あり)」の場合は通常の株取引で利益があった場合でも、配当落調整金のマイナスの分は戻ってきますよね?

    例えば、通常の利益が100,000(手元80,000、税20,000)あり、
    配当金が10,000だった場合は利益が110,000(手元88,000、税22,000)で、
    ここに配当落調整金で払った10,000をマイナスすると、利益が結局100,000になり、
    配当落調整金のマイナスの分は戻っていると思うのですが?

    Re: 特定口座の場合は?

    確かに配当落調整金は取得費および譲渡に要した費用の額になるので、通常の利益が10万円で配当調整金1万だと、利益が9万円(手元7.2万、税1.8万)になりますね。配当は1万(手元0.8万、税0.2万)で、トータルは利益10万(手元8万、税2万)になりますね。

    こんがらがっていました。本文は修正しました。

    No title

    この記事が書かれたときは税率10%でした。現在は税率は20%ですが、記事内容はそのまま当てはまるのでしょうか?
    クロス取引をしてみようと思ってていろいろ調べています。解説が詳しいこのブログは勉強になります。

    Re: No title

    ご覧いただきありがとうございます。

    記事内容はそのまま当てはまります。配当受領にあたって一度引かれる税金の金額と、年明けに戻ってくる金額が増える形になります。

    No title

    返答ありがとうございます。

    『特定口座(源泉徴収あり)の口座で、配当金を証券会社の口座で受け取る「株式数比例配分方式」にした場合は、売買損失(配当落ち調整金含む)と配当が自動的に損益通算され、配当にかかる税金は戻ってきます。もしくは、確定申告すればOKです。』

    とありますが、確定申告も何もせずとも、自動的に証券会社の口座に入金されるということでしょうか?当方、学生のため確定申告をすることがないのです。

    質問ばかり済みません。このブログを読んでこれからも勉強するつもりです。

    Re: No title

    そうです。その方式だと1年間が終わった後に通算で損失があった場合は、配当と売買損益が証券会社の口座内で自動的に損益通算されて、税金が還付されます。1月中旬に証券口座に振り込まれます。

    例えば2013年分は2014年1月中旬に振り込まれます。
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